【モータウンハウス2/MOTOWN HOUSE2】/東京/六本木(新規出店)

六本木・外国人・ショットバーの店舗デザイン

おもしろ・ユニーク飲食・レストラン店舗デザイン実例

外国人が寄り添うインターナショナル・ショットバーTEH MOTOWN HOUSE2(六本木)。飲食店ビルB1Fにあるこのお店のお客は85%が外国人で ほとんど常連である。東京港区六本木は、霞ヶ関・虎ノ門・溜池・赤坂と、最も外国人が大勢住んでいるところだ。職住が接近しているから夜のにぎやかさは銀座以上である。 そして夜も長い。午前0時でも宵の口である。この店のピークは午前2時である。 プロフェッショナルのための音響機器「BOSE-502A、502B、AWCS-2」を導入し、低音7本、中高音10本のスピーカによって、オールジャンル1000枚のポップ&ソウルCD コレクションを臨場感溢れる最高の音質で楽しめるお店としてオープンした。  このバーの特徴は「キャッシュ・オン・デリバリー&ノーチャージ制」(代金引き換え渡しサービス料、席料なし)である。注文したドリンクには、その都度代金を支払う、 洋画のバーのシーンで見かけるのと同じシステムだ。またメニューには肴や料理はなく、「つまみ」はミックスナッツと4色キスチョコの2品だけである。しかしドリンクメニューは 流石に充実している。A4判で8ページにも及び、ビールは海外12、国産1銘柄の計13種。すべて瓶(330~473ml)で希望がない限りグラスは出さないラッパ飲みである。 この瓶ビールが1日約1000本売れるのが、この店である。最大300人の収客スペースがあり(もちろんスタンディングである)この1000本の瓶を収納し、かつスピーディーに、 どこからでも客に提供しなければならない。
 
●モータウンレーベルはベリー・ゴーディ・Jrによって創設され、1960〜1970年代のアメリカモータウンサウンド、 TV番組「エド・サリヴァン・ショー」ポピュラー音楽の中心的流れをつくった。
 
●入口壁面モータウンレーベルアーティスト名一覧
コモドアーズ、スティーヴィー・ワンダー、ダイアナロス、プリンス、マーヴィン・ゲイ、マイケル・ジャクソン、ライオネル・リッチー、 ザ・ミラクルズ

ちば まさゆきのデザインワンポイント

平面計画のポイントは次の4項目である。

①ビールの提供方法
②1000枚のCDストックと音響スピーカーの設置場所
③キャッシュ・オン・デリバリーとしてのカウンター
④トイレの仕様

①:1日最大1000本のビールをスピーディーにさばくため、業務用酒販店用リーチインケース(ガラスドア付き業務用冷蔵庫)を2台、計8枚扇を使用した。 又、最大収客数が300名にも及ぶため、店内最後部に2ndバーカウンターを設置した。

②:この店はL型の平面をしているため、店内中央に音響設備とCD収納を集中させ、どこからでもリクエストや今、流れている音楽が何なのかわかるようにしてある。 又、どこからでも音響体感できるように天井、及びカウンター腰部分に低音スピーカーを設置してある。

③飲物をスピーディーに提供し、お金をすぐもらえるよう、エントランスよりカウンターをL型に店内の方まで長く取り、どこからでも注文できまた、提供するキャッシュ・オン・デリバリー制をした。

④そしてドリンク中心のバーのため、トイレに行く回数が多くなるので、便器の数及び外国人の体力に負けない様、ハードなステンレス用便器などを使用した。もちろん女性客に不快感を与えないよう 清潔かつ、美しいトイレと便座の数を通常より女性用に多く設置した。

以上のように上記の4つの項目を充填的に考慮しながら平面計画を考え又、外国員の体型などから、カウンターはムク材を使用、フットバーなどにはH鋼を使用し、壁はプラスターボードではなく、 モルタル金コテ押さえの上、特殊塗装をし、頑丈で壊れないよう工夫した。 そんなショットバーの店舗デザインワンポイント。

店舗情報

●名称/業態:モータウンハウス2/ショットバー  ●住所:東京都港区六本木3-12-6六本木プラザビルB1F ●規模:60坪

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