やわらかで美しい!間接照明店舗デザイン
【魅惑の間接照明】レストラン・中華料理店・バー
[ 片側間接照明 ] 天井に美しいグラデーションをつくりながら、落ち着きのある雰囲気とベース照明としての明るさも得られる。片側から光が伸びていくことで、空間に方向性が生まれます。そんなレストランバーの間接照明店舗デザイン
[ 縦間接照明 ] デザイン的に施された柱やセットバックした壁面などに間接照明を仕込む主方。空間に立体感が生まれ、垂直方向のラインはモダンなあしらいとなります。レストランの間接照明 店舗デザイン
[ 段々間接照明 ] 天井に複数の段差をつけたリズミカルなデザインでは、段差ごとに器具に設置場所を設け、低い方から高い方へ光が伸びているようにそれぞれカットオフラインを定めます。レストランの間接照明 店舗デザイン
[ 壁面間接照明 ] 指向性のある光を照射して素材の持ち凸凹やテクスチュアーも際立たせ、コントラストの効いたドラマチックな陰影を演出します。空間のなかでも目を引くポイントとなりやすく、シャープで非日常的な感覚を促します。そんな寿司店の間接照明 店舗デザイン
[ 部位別間接照明 ] 座った人を柔らかいシルエットにするムードのある間接照明です。人の気持ちに直接的に作用する親密度の高い間接照明で空間としての雰囲気作りにも貢献します。そんな中華料理店の間接照明 店舗デザイン
[ 天井間接照明 ] 空間全体をおおらかに包む、高さ方向のスケールを感じさせる。あるいは光の入れ方を工夫することで、空間に中心性や方向性を持たせることができる天井間接照明です。インテリアデザインと相まって豊かな雰囲気を作り出し、明るさも確保できる方法です。バーの天井間接照明 店舗デザイン
[ 円型 折り上げ間接照明 ] インテリアデザインと光の相乗効果で空間の中心性が高まります。円型折り上げの場合は、どの位置からも器具が見えないことや、美しく光らせるための長さ調整もポイントです。 中華料理店の円型折り上げ間接照明 店舗デザイン
[ 片側間接照明 ] 天井に美しいグラデーションをつくりながら、落ち着きのある雰囲気をベース照明としての明るさも得られます。片側から光が伸びていくことで、空間に方向性が生まれます。居酒屋の 片側間接照明 店舗デザイン
[ 円型間接照明 ] 壁面に光源を取り付けるフレームを設けることで、水平ラインを強調する意匠性を兼ねながら機能的な明るさをとれる方法です。空間全体として光に包まれているような雰囲気になります。擬岩の間接照明・居酒屋の円型間接照明 店舗デザイン
[ 光壁 間接照明 ] 光壁の場合は、照明器具本体が見えないように壁面にアクリルやポリカーボネートの樹脂製乳白パネル等を張り、輝度を暖和し照明の的斉度を高めるような方式である。呉服店の光壁 間接照明 店舗デザイン
おもしろ・ユニーク店舗デザイン実例
間接照明は店舗やレストラン、事務所のエントランスなどで、隠れた場所から壁面や天井面を明るく照らすことに明るさ感や開放感を高める照明
手法である。光源が直接見えないため不快な眩しさが無く、空間全体を均一に明るく出来ます。
その色温度(電球の光の色)に空間の雰囲気がまったく違ったものになり、電球色ランプを使用すれば空間全体が暖かい雰囲気になり、昼白色のランプでは、全体的にさわやかな雰囲気になります。
電球色は、ホテルやレストランなど、くつろぐ空間に多用され、白昼色は事務所エントランスなどさわやかさ、緊張感が必要な場所で多用されています。
主用途は演出用となるため、間接照明だけで照度を確保するのは難しくベース照明を確認する照明が必要となることが多く、照度計算を行い必要な明るさを確保することが望ましい。
そんな間接照明 店舗デザインの実例
ちば まさゆきのデザインワンポイント
間接照明は、ただ隠して照明を設置すれば良いのではなく、効果的に天井や壁を照射して非日常空間の演出をしたり、空間全体の目線レベルの明るさ感を高めるといった高い照明技術を必要とほす。
間接照明が天井や壁に映り込まない配慮や建築形状に適した間接照明の選択が求められます。
A. 設計時に気をつける間接照明 7項目
1. 素材・ツヤ・色
光で演出したい破照射面が間接照明に適した素材かどうかを、ツヤ・色を含めて確認します。ツヤは不快な反射や写り込みを引き起こします。
また、光源を納めるボックス内の色は反射光の光色に影響を与えるため、注意が必要です。
2. 光源
光源および器具を隠すことは鉄則です。光源が見えてしまう場合は、遮光板や幕板、アクリルを使うなどして見えなくなるように工夫しましょう。
3. カットオフライン
光と陰の境界をカットオフラインと言います。狙った光のみを抽出するために、このカットオフラインを管理しましょう。
カットオフをどのようにとるかは、場所や状況から判断します。
4. 光の強さ
シチュエーションに応じて適切なパワーの器具を選定し、美しい光のグラデーションを作りましょう。
破照射面やボックス内反射面の輝度を適切にコントロールすることも忘れずに。
5. 配光
狭角配光・拡散配光の光の特性をそれぞれに理解しましょう。場所や目的に応じて使い分け、または併用します。
6. 器具の長さ
破照射面の長さに応じて最適な器具の長さを選定し、均一で美しい間接照明を計画しましょう。
入隅や出隅部分が不自然な暗さや光だまりにならないように、端部の空気を調整することも大切です。
7. 施工・メンテナンス
無理なく、施工やメンテナンスができるか納まりで設計されているかを、最後にもう1度チェックしましょう。
「自然現象が見せる美しい表現や、構築物との関係性で生まれる瞬間の驚き、その体感や印象、心の動きこそがインスピレーションの源!!!!」
こんな願いを込めていろいろな業態に間接照明の店舗デザインを試みている。
店舗情報
関連情報