温泉がある!道の駅店舗デザイン
【道の駅おたり 鬼の厨】長野/小谷村(店舗改装・リニューアル)「店舗デザインコンペ1等賞」
小谷村ならではの軽食がずらり売店コーナー!
天井をぐるりと走る間接照明の光や木目を基調とした優しい店内。
墨モルタルのかまど4基で炊きたてで最高のおもてなし!釜戸右2つの窓から炭火が見えるよ!!
小谷は昔から杜氏(とうじ)が多く住んでいたらしく日本酒は美味。200本の日本酒DISPLAYが美しい!
おちつきと歴史が伝わる...
喫煙者にも優しいお店づくり
目線も気にせず食事ができる。
奥よりテーブル席を見る。古材柱が癒しを感じさせる。
奥より店舗入口を見る。
飲食・レストラン店舗デザイン実例
道の駅おたりは糸魚川から20km程の場所に位置している。その道の駅内にある食事処からフードコートへの店舗改装である。 コンセプトをパーティー・リゾート・ナチュラルモダンとし、居心地が良く自然と溶け込みながらモダンな印象を 与えるため、 自然素材を多様し、肌触りの優しい空間でお客様にぬくもりと暖かさ、癒しの場のフードコートデザインを試みた。癒しの湯の飲食店店舗デザインを試みた。温泉もある、道の駅店舗デザインの実例である。
ちば まさゆきのデザインワンポイント
フルサービスの食事処からセルフサービスのフードコートへの店舗改装。それもコンペでの1等賞実現プロジェクトである。 店舗入口には右壁面には大きな窓を取付。内部を見える様に入口上部にもおたり村の職人による茅葺き屋根。左には売店コーナーを設置し、
フードコートへ入り導入。 店内は左側に厨房。そして商品出しステンレスカウンターを設け、奥にはリニューアル目玉である釜戸を設置。床は塩ビフローリング。壁は和紙風クロス、天井には 目にやさしい間接照明で奥に導入。フレキシブルに対応できるテーブル席と1人用のビックテーブル席をもうけ、古材柱がそびえ立つ癒しの空間と道の駅オリジナル 日本酒200本のディスプレイ棚がお客様をお出迎えする。やさしく癒しのある
道の駅おたり。フードコートの道の駅店舗デザインのワンポイント。
道の駅おたり様より
道の駅は通常の店舗とは違い、村営事業なので、まずは公共入札に対応頂けるかどうかをご相談させて頂きました。 その結果、今回は2社のデザイン会社に入札をして頂きました。 入札といっても、予算だけでなく提案内容もトータル的に見て最終的な判断を行いました。 役場にも予算や提案内容は確認頂きましたが、最終的な選定は私自身が決断を行いました。 エムアンドアソシエイツさんに依頼することに決定して理由としては、提案の際に模型まで用意して下さったので、役場の方にとても好印象だったこと、またご提案のコンセプトがはっきりされていて分かり易く、かつデザイン性だけでなく実際の現場に生かせる提案内容だったからです。
今回、サービス形態をフルサービスからセルフサービスに変更する旨を伝えていたのですが、セルフサービスであると休憩所のような形で利用されてしまうのではないかという懸念事項がありました。 デザイナーのちばさんは、その辺りの問題も上手く、解消出来るような提案をして下さったので、今回はちばさんにお任せしようと思いました。
店舗情報
●名称/業態:食事処 鬼の厨/飲食店 ●住所:長野県北安曇郡小谷村北小谷1861-1 ●規模:75坪
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